E3S-DCオムロン
包材を選ばないカラーマーク検出能力。細い投光ビームと大型レンズ搭載で、傾きの多いワークでも安定検出
真上からの簡単設置でアルミ蒸着の光沢包材を安定検出
■飽和しない受光範囲を調整レスで実現
高輝度RGB3色LED投光素子の搭載によって投光量が飛躍的に向上。一方、ノイズ量はファイバセンサに搭載されたSmart Noise Reduction技術の応用で低減したことにより、光量の調整なしで鏡面でも飽和しないハイダイナミックレンジを実現しました。
※光学ミラー、アルミ蒸着包材は最大受光量となる距離(13mm)で測定、グレースケールは最小受光量となる距離(7mm、もしくは13mm)で測定。
わずかな色差しかない同色系の色も安定検出
■高S/N比を生み出す3つのN-Smartテクノロジー
ファイバアンプは高輝度白色LEDで、光電センサは高輝度なRGB3色LEDと高効率光学系の設計で、ハイパワーを実現。さらに、受光アルゴリズム「Smart Noise Reduction」と、高速高精度IC「N-Core」により、ノイズの影響が劇的に低減しました。受光量が増えノイズが減ることで、微妙な色差でも高いS/N比を得ることが可能になりました。
包材印刷色のばらつきに対応し、ダウンタイム削減に貢献
ロットごとにカラーマークや下地のRGB情報を上位に伝送し、定量化。データベースで管理することにより、最適なしきい値の設定や、問題発生時の早期原因解明が可能になります。
立ち上げ時
従来、立ち上げ時のしきい値設定は熟練者の知見に頼っていましたが、包材のRGB比率を登録することで、最適な設定が可能になります。
メンテナンス時
センサ誤検出時に、包材ロットによるばらつきが発生しているかどうかを数値で確認でき、原因の把握と対策が容易になります。