新商品情報

スマートファイバアンプ

E3X-ZV / MZVオムロン

ワークのある・なし検出で驚きの価格と確かな安定性

オムロン スマートファイバアンプ E3X-ZV / MZVのイメージ

「低価格」×「安定検出」

ワークの“ある・なし”検出で「確かな安定性」を「驚きの価格」で実現する、いままでにないファイバアンプが誕生しました。

装置のコストダウンに貢献


余分な要素を排除し、新技術を用いることで低価格を実現しました。
大量に使用するセンサなので装置のコストダウンに大きく貢献します。

安心して使える検出性能


ある・なし検出に十分な機能・性能を有しており、現在ご使用の装置でそのままお使いいただけます。

【低価格】ある・なし検出に必要な機能・性能を厳選し実現した「驚きの価格」

ファイバセンサはパーツフィーダや二次電池のシート巻取機、デジタル製品の組立機などで、ある・なし検出用途として大量に使われていますが、過剰な機能や性能を搭載したファイバセンサをご使用になられているお客様も多く、その分、コスト高になっている場合があります。オムロンはある・なし検出用途に必要な機能や性能を絞り込み、部材や製造工程を最適化。さらに新技術を駆使して驚きの価格を実現しました。大量にお使いいただくほどコストダウンにつながるベストコストパフォーマンスなファイバセンサです。

「驚きの価格」を実現した3つの新技術


表示・操作部一体構造【特許出願中】*1

7セグ表示部と操作部を一つの基板に実装することで部材コストを削減。また、操作ボタンには「メンブレンスイッチ」を採用し、コストの低減を行うとともにクリック感の向上を実現しました。

ユーザインターフェースを一新

使用頻度が低く、意図せずに押してしまうことで誤動作の原因になるというお客様の声を受け、従来機種に搭載されていたLight on / Dark on切替ボタンを無くしました。これによって部材コストを低減させるとともに、大きな表示スペースを確保し、視認性が向上しました。

新・相互干渉防止機能

投光周期変化による相互干渉防止機能を採用。これまでの方式では必要だったアンプ間の光通信機能を省き、部材コストを低減しています。また、この方式を採用することでアンプを密着設置しなくても相互干渉防止機能を有効にすることが可能です。

コストダウンを極める2チャンネルタイプという選択

2台分のアンプ機能を搭載した2チャンネルファイバアンプなら、必要な台数がこれまでの半分で済むため、購入コストを大幅に低減できます。さらに配線工数・消費電力を大きく削減できるほか、装置や制御盤の小型化に大きく貢献します。

*1.「特許出願中/特許取得済」の表記は、日本で特許出願中または特許取得済であることを示しています。(2021年2月現在)

【安定検出】安心して使える検出性能

様々な装置で安心してお使いいただける機能・性能を搭載しています。

パーツフィーダでの微小物体裏表検知


■最小検出物体3μmだから微小チップも安定検出

E3X-HD同等の検出性能を確保しています。最小検出物体は3μmなので、小さなパーツや裏表の判断材料となる電子部品の金属部サイズに対して、十分な余裕度があります。

■色や表面状態の違いに強い

高いダイナミックレンジ(E3X-HD比7倍)を有しており、黒いものから光沢のあるものまで安定検出します。十分に光量を下げることで、背景が光沢面でも光量飽和しません。

■タイマ機能による安定出力

PLCがない環境でも出力を制御できるよう、ON/OFFディレイ、ワンショットタイマ機能を搭載しています。

二次電池シート巻取機の継ぎ目検知


■応答速度最速50μs*1で高速ワークも安定検出

E3X-HD同等の50μsの応答速度を実現。高速で移動するシートの継ぎ目も確実にとらえます。10mm幅の電極であれば理論上200m/sで動くシートでも検出できます。
*1. E3X-ZVの場合

■密着取付不要の相互干渉防止機能

異周波を利用した相互干渉防止機能により最大4チャンネルまで相互干渉を防止。
アンプ同士を密着させる必要がないので、ファイバユニットやコードの配線も容易です。

大量使用時にうれしい機能

自動組立機でのある・なし検出


■簡単チューニングで調整工数を削減

ボタンを2回押すだけで光量としきい値を最適条件に調整できます。
ワーク、取付条件によらず操作が共通なので、設定方法も統一することができ、作業者によるばらつきもありません。

省配線コネクタタイプで配線工数削減【NEW】

親コネクタからの電源供給により、子コネクタは出力線を配線するだけでよく、配線工数の削減に貢献します。
アンプの交換が必要になった際にも、配線はそのままでアンプのみを簡単に交換できます。

また、アンプ本体には親機と子機の区別がないので、在庫形式数を1つに統一することが可能です。
さらに断線時にもアンプ本体はそのままでコネクタを交換するだけなので、交換後の再設定も不要。保全工数と交換コストを削減できます。

2チャンネルタイプ使用で設置スペース1/2

1台のサイズに2台分のアンプ機能を搭載した2チャンネルタイプなら、設置スペースも半分。装置の小型化に貢献します。
消費電力も約1/2となり、電源の小型化も可能です。

2チャンネルタイプで配線工数も削減
省配線コネクタタイプを使用すればさらに大幅削減可能


2チャンネルタイプを使用すれば配線工数を33%*1削減可能。
省配線コネクタタイプを使用すれば、さらに削減することができます。

現場作業を削減する3つの機能で省力化にも貢献

受光量が低下しても再度チューニング要らず


DPC機能(Dynamic Power Control)
LEDの劣化やファイバユニットの汚れによる受光量の低下を感知し、チューニング実行時の受光量になるよう補正を行います。この機能により、再度チューニングする手間を省けます。透過形、回帰反射形での検出におすすめです。

操作説明のための現場出張要らず


記号付き操作ボタン

Sボタンに+−□○が表示されているため、電話越しでも操作を簡単に伝えることができ、現場に赴くことなくサポート対応が可能です。

誤操作しても復旧に手間要らず


ユーザセーブ機能

装置出荷時や現場立上げ時の設定をユーザセーブ機能で保存しておけば、チューニング情報を含むすべての情報がセーブされます。稼働時に現場の作業員がファイバアンプを誤操作しても、ユーザリセット操作を指示すれば、保存した設定状態に戻すことができるため、現場で簡単に復旧できます。ユーザセーブで保存した内容は設定初期化ではクリアされません。

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