MSCONアイエイアイ
RCS2/RCS3用ポジションコントローラ6台が1台に凝縮
省スペース化とコストダウンを可能にした
ネットワーク専用多軸コントローラ
RCS2/RCS3用コントローラ(SCON-CA)6台を1台に凝縮することで、設置スペースの省スペース化とトータルでの大幅コストダウンを可能にしました。
SCONコントローラを多数使用されている場合、MSCONコントローラを使用することで、コントローラの設置スペースが半分以下となり、制御盤サイズを小さくできることで、大幅なコストダウンが可能になります。
<ティーチングが容易>
各軸の移動位置の教示を行う場合、SCONコントローラはコントローラ毎にティーチングツール(ケーブル)の差し替えが必要ですが、MSCONコントローラの場合は画面を切り替えるだけでデータ入力を行う軸の変更が可能ですので、調整作業時間が短縮できます。
各種フィールドネットワークに直接接続が可能です。(全7種:下記参照)
※EtherCAT、MECHATROLINKは近日発売。
<ネットワーク仕様 特徴>
・1軸あたりの位置決め点数は256点。
・移動する位置や速度を数値で指定して動作が可能。
・現在位置をリアルタイムで確認が可能。
・コントローラ内部の通信所要時間が大幅に短縮。(従来品と比べ1/6に短縮。)
オフボードチューニング機能は、搬送質量が小さい時は加減速度を上げ、大きい時は加減速度を下げることで、搬送質量に応じた最適な動作設定を行う機能です。
アクチュエータのスライダ移動時に、スライダに装着したワークの振れ(振動)を抑える制振制御機能が追加されました。振動収束の待ち時間が短縮され、サイクルタイムの短縮が可能になります。
アクチュエータが移動した回数及び走行距離を積算してコントローラに記録し、予め設定した回数及び距離を超えると信号を外部に出力します。これによりグリスアップや定期点検のタイミングを確認することができます。
時計機能の追加により、アラーム履歴が発生時間で表示されるためアラーム解析がしやすくなりました。
(時刻データの保持期間は電源OFF後10日間です。)