ZX-L-Nオムロン
小さなボディに「賢い機能」をフル装備。
各種レーザタイプを品揃え。
光電センサ並みのボディサイズが、現場の省スペース化と設置スペースの問題解消に貢献します。
もちろん、光電センサ並みの高速応答を実現。
※高速サンプリング:0.15ms(応答速度:0.3ms)
高機能・高性能を簡単に──
それが形ZXの大きな特長です。
インターフェースはオムロン製デジタルファイバアンプを継承。
優れた操作性を実感してください。
分解能が手軽にわかる 【特許出願中】
テスティングしたいワークを検出させることで、手軽に分解能を知ることができます。
分解能を表示することで、しきい値設定の余裕度を簡単に把握することができ、検出可否判断が的確に行えます。
デジタルパネルメータ不要の演算設定 【特許出願中】
演算ユニットをアンプ間に挟むだけで、2台のセンサの演算結果を片側のアンプに表示します。設定は片方のアンプに必要なパラメータを入力するだけでOK。
レーザビームの微小スポットを利用し、光量検出が可能。変位計としてではなく、高精度レーザ光電センサとして、背景物体のある微小物体の有無、色差検出などに使えます。また、実際のアプリケーションに合わせ、変位モードと光量モードの2つのモードを使いこなすことで、最適な機能設定をすることができます。
レーザダイオード(LD)の寿命を自己検出、お知らせ
LD 劣化(寿命)を検出すると、メインデジタル表示でお知らせ。余裕をもって寿命がわかるので、万一に備えて前もっての対応が可能です。
位置決め/2点/オートマチック
光電センサ並みの3種類のティーチング機能を装備しました。
サイドビューアタッチメント(別売)を装着することで、さまざまな取りつけが可能です。
パソコンのモニタ画面を利用することで、より充実したパネル表示を実現。
データロギング
検出データをロギングし、状態の履歴を管理することができます。
一覧表示で設定をサポート
設定内容をテキストデータで簡単にインポート/エクスポートできます。
デジタル数値モニタリング
公差ダイレクトしきい値設定/各種ティーチング設定等
波形モニタリング
波形取得/波形観測/波形保存/読み出し
データロギング
各種収集条件の設定/Microsoft Excel 対応 *2
コンフィグレータ機能
アンプ本体機能の設定(実測スケーリング/入力スケーリング等)/アンプ設定条件保存・読み出し
*1「. Smart Monitor V3」は、「形ZX-L-N」、「形ZX-L」、「形ZX-E」、「形ZX-T」に対応します。
動作環境
OS:Windows98/2000/XP/CPU:Celeron 400MHz以上/
メモリ:64MB以上/空きハードディスク容量:50MB以上/
表示画面:800×600ドット256色以上/通信速度:38,400bps以上
パソコンとの接続には、市販のRS-232C クロスケーブルをご使用ください。RS-232CポートのないパソコンではUSB-シリアル変換ケーブル(オムロン製 形CS1W-CF31)にて代替えすることも可能です。
*2「. Microsoft Excel」は米国マイクロソフト社の登録商標です。
ゼロリセット時表示
ゼロリセットによる基準値を「0」以外に設定できます。
現在値表示
ホールド機能を有効にしている場合の現在値をサブデジタルに表示することができます。
サブデジタル表示を見て、計測範囲内に入っているかどうかなどの確認が出来ます。
リニア出力値補正
アンプに表示されている出力値と、実際の出力値(電圧計などで測定)には、接続する機器の変換誤差などで、オフセットが発生します。
このオフセット分を、実際の出力値を電圧計などで見ながら、アンプの表示を変更することができます。
オートマチックティーチング
オートマチックティーチング実行中は、計測値の最大値と最小値をしきい値として、設定できます。
実際にワークを稼働させて、実測値をもとに、しきい値を設定したいときに便利です。
ホールド機能に“アベレージホールド”、“ディレイホールド”機能を追加。計測したい位置、変化を確実に捉えることができます。
ディレイホールド/アベレージホールド
トリガから任意の時間を遅らせて(ディレイ時間)検出したい時間(サンプリング時間)の信号のみ計測できます。
また、アベレージホールド機能を追加しました。
表面状態のざらつきが大きなワークの計測にお勧めです。
前回値比較機能
ベアリングボールの異物混入などを検知したい場合、経時変化による温度変化などで除々に信号が変化していくと微小な差が検出できなくなります。
前回値比較機能を使って、前回と今回の差分を検出する事が有効です。
1点を基準に、多点演算測定
1点を基準に、各点の演算結果を出力できます。多点計測に便利です。