学生へのメッセージ

日本の製造業は面白いよとお伝えしたいです。
エフ・エー・テクノでは、製造業を含む様々な業界に幅広く関われることができます。

営業の仕事は日々変化する生き物のような側面があり、常に新しいことを学び続ける必要があります。同じルーティン作業よりも、日々変わることを勉強できることに面白さがあります。新しいモデルや業界のトレンドを学び続けることが、日々の仕事の醍醐味です。また、自分が売りたいものを選び、やりたいことができるという魅力があります。

ぜひ視野を広く持って、自分に合った選択をしてほしいと思います。

　理系出身の私は、もともと研究や開発職を志望し、メーカーの開発系職種を中心に就職活動を進めていました。しかし、学部が農学部、しかも昆虫学研究室に所属していたため、専門分野が直結するキャリアパスが少なく、進むべき分野に対する迷いを抱えていました。そんな中、同じ理系でもコミュニケーション力が求められる営業職に興味を持つようになり、挑戦してみたいという気持ちが芽生えました。

　就職活動を進めるうちに、メーカーに加えて様々な業界に関わることができる商社の存在を知り、その中の一つとして現在の会社を見つけました。私が関西出身で、東京勤務を希望していたことやエフ・エー・テクノが持つ活動範囲の広さや業界への影響力に魅力を感じ、縁があって入社することとなりました。

　入社直後の環境は率直に言って「体育会系の風土」が色濃く残るものであり、正直戸惑う場面も多々ありました。例えば、朝は机を拭きながら挨拶をする慣習や、飲み会での上下関係の厳しさなど、理系の研究室では馴染みのない文化に直面し、「これが営業の現場なのか」と驚いたことをいまだに鮮明に覚えています。

　現在は、入社当時より会社は大きく変化しました。営業所によって雰囲気は違うと思いますが、本社営業所は大人の落ち着いた集団であることから、いわゆる「個人焦点型」だと思います。もちろん、困ったことがあって相談してくれれば、助け合いますので声を上げていってほしいです。　また、飲み会もコロナ禍によって開催も少なくなりました。用事があって気軽に断る雰囲気があるので職場とプライベートにメリハリがつけられます！

　

 　日頃は見積もりの作成、新商品の調査、技術的な問い合わせへの対応をしています。また、お客様と直接コミュニケーションを取りながら営業活動を進めることや、現場での業務に対応することもあります。特に、自動車関連の案件をはじめとした技術的な知識を要する場面が多く、とても面白いですね。

　私自身、「お客様に育てていただいた」という実感を非常に強く持っています。営業職は単に商品を売るだけの役割ではなく、お客様や社内外の関係者と一緒に価値を作り上げていくパートナー的な役割を持ち、日々状況や知識が変化していく“生きた仕事”であると思っています。人とのつながりや関わりが仕事の質ややりがいにつながっていきます。製造業という領域においては、物を生産するプロセスの一部に、当社が提供する製品が貢献することになりますが、それをお客様と一緒に作り上げていく過程で得られる学びは計り知れません。

　これまで長年にわたり私を支え、共に取り組んできたお客様には深い感謝の気持ちを抱いております。この関係性を大切にしながら、今後も誠実に業務に取り組んでまいりたいと思います。

 

趣味は長距離サイクリングで、全国各地を走ることや、海外の大会に出場することを楽しんでいます。特に目標的なイベントとして、4年に一度開催されるフランスの長距離大会「パリ・ブレスト・パリ」に参加しています。この大会には世界中から8000人の参加者が集まり、パリからブレスト、そして再びパリへ戻る約1,200kmを制限時間内に走り切ります。

 この大会に参加するため、休暇計画を事前に立て、お客様や職場に迷惑をかけないよう引き継ぎや準備を徹底しています。結果、会社の人やお客様も“今年はフランス行かないの？”などと聞いてくれるほど周知されているため、趣味を通じたコミュニケーションや認知の広がりもポイントになっています。事前の準備を入念に行えば、問題なく休暇を利用できて仕事と趣味の両立ができています。
2025年のゴールデンウィークは11連休を取得して東北の方に走りに行きました！