Jさん(2005年入社) |
学生へのメッセージ
多くの学生さんは、就職活動の段階ではどの会社でどんな仕事を具体的にするのか、なかなかイメージがしにくいと思います。実際、会社に入ってみないと分からないことも多いので、怖がらずに自分が興味をもったジャンルや業界、会社にどんどん飛び込んでみてほしいと思っています。
もし入ってみて「違うな」と思っても、その時はまた新たな選択肢に変えていくこともできます。ですから、一度きりの選択だと気負わず、まずは興味を持った業界をしっかり調べて、後悔しないように挑戦してみてください。
私は理工学部出身ですが、もともと学生時代にアルバイトで塾講師をしていていずれその道に進もうと思っていました。ですが、大学の教授から「塾講師をするにも最低限、社会経験を積んだ方がいいよ」と言われ、就職活動を始めました。就職活動の軸として、「技術を活かせる営業」を希望していました。理系はみんな作業着を着て仕事している印象があり、スーツを着る仕事がしたかったのも少し変わっているとは思うのですが理由の1つです。そんな中、エフ・エー・テクノを知ったのは、大学の就職資料室(キャリアセンター)で会社案内を見たことです。オムロンの100%子会社であったことと、制御機器の技術商社であり、技術営業が強みだったことがこの会社に決めた理由です。
技術営業職で入社しましたが、入社後1年目は研修的な意味あいもあり、営業職を経験しました。2年目以降は技術営業職として「サーボモータ」専任を4、5年間担当しました。「サーボモータ」は指定した位置やスピード、角度をとても正確に制御できるモータのことです。「ピタッと止める」「ゆっくり動かす」「何度だけ回す」といった細やかな制御ができるのでロボットや産業用機械によく使われています。本当にこのサーボモータ業務は面白くて専門性を極めました。しかし、他の分野の業務をするようになり、モチベーションが上がらない時期もありました。現在は、幅広い業務ができるようになったことで仕事が落ち着き、やりがいを感じるようになりました。
やはり、「お客様から感謝される」ことの一言に尽きます。
特に、技術営業職として、普段より工場などの現場に行って作業することが多いです。その中で導入したシステムやロボットが現場の負担を軽減し、現場の皆さんから直接「ありがとう」、「助かったよ」という声をいただけることが大きな達成感になっています。
‐取材者「なにか具体例とかありますか?」
ある工場にて「自動搬送ロボット」を導入したことがあります。目的として、作業者の方々が行っていた重労働を軽減するためでもあります。業務を軽減することは、「仕事を奪う」ということになりかねません。導入当初は、ロボットも思い通りに制御できなかったりしたので、作業者の方々がロボットに対してマイナスのイメージを持っていることがひしひしと感じました。ですが、プロジェクトの進行や工夫など、現場の人たちは見ていてくれたのだと思います。
結果的に作業者の方々より「仕事が楽になった」「重労働がなくなった」と直接感謝の言葉をいただきました。また、導入したロボットも「かわいいね」など好意的に受け止めていただけたことが何より嬉しかったです。企業様、そして現場で働いている方々と一緒にシステムを立ち上げ、導入~アフターフォローまで一貫して担当ができたことで信頼関係を築くことができたと思っています。
会社全体では「真面目」で「誠実」な社風だと思います。手順書やルールが定められているのでそれに順じて業務を進める人が多いと思います。また、部署によって雰囲気に違いはありますが、ソリューション技術本部では「おせっかいな人が多い」と思います。困っている人がいるとだんだん複数人集まって一緒に考えてくれたり、アドバイスくれたり、助けてくれます。なんとなくですが、本人が手を挙げる前に「困ってそうだな。」と思って声をかけたりしています。
でも、他部署の業務内容はわかりにくいです。取材者さんも採用に関わっているとは知らなかったです(笑)なので、部署間のコミュニケーションはもっとしたいと思っています。よくソリューション技術本部は専門性が高く、外部の人や他部署から「気難しい」と見られがちですが、実際はニコニコして相談しやすい人が多いです。
また、チームでプロジェクトを進めています。私は家庭を持っているので、遠方の出張先で長期間の出張でも基本土日は自宅へ帰っています。交通費はもちろん会社が負担してくれますし、助かっています。また、土日にしか行けない工場とかももちろんあるので、週2日は必ずお休みが取れるようにチーム内で調整しています。結構、現場に張り付いていると帰れないイメージがありますが、私が現場に行けない時はチームメンバーが行ってくれたりもします。今後もチーム一丸となって知恵を出し合い、お客様から感謝されるようなソリューションをより多くの現場に届けていければと思います。
9:00 |
X社へ直行 TBM(ツールボックスミーティング実施)※1 |
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10:00 | 装置納入作業 |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | 通電確認 |
14:00 | 装置セットアップ |
16:00 | 顧客への取り扱い説明 |
17:30 | 退社 |
※1 作業現場で働くチームは、業務開始前や重要な作業の前に短時間の打ち合わせを行い、現場作業における危険箇所と対策を共有し、安全呼称を実施すること。
9:00 | 出社、メールチェック |
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10:00 | A社向け装置プログラム開発 |
11:00 | 部門内工程会議 |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | B社 リモート会議(機械仕様、ソフト仕様) |
15:00 | C社 リモート会議(システム提案) |
16:00 | A社向け装置プログラム開発 |
17:30 | 退社 |
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