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夏の大台ケ原サイクリング体験記 ─ 標高差1260mと現地の“水事情”から得た気付き

今年の夏休み、実家への帰省を兼ねて、日本でも有数の自然環境を誇る大台ケ原へサイクリングに行ってきました。  この地域は年間降水量日本一としても知られています。しかし、実際に現地に足を運び、自分の力で標高差1260mを登ることで、普段はなかなか感じ取れない新鮮な“気付き”を得ることができました。

達成感とモノづくりに通じるもの

最大のチャレンジは、大台ケ原ドライブウェイを自転車で登るヒルクライムです。標高差はなんと1260m。急峻な坂道と向き合い、ひと漕ぎごとに自分の限界と対話する感覚は、設計や開発で困難を乗り越える過程とどこか似ている気がします。

途中で何度も挫けそうになるものの、一歩一歩積み重ねることで、山頂にたどり着けた時の達成感は格別でした。

「水」の豊かさと意外な現場の姿

大台ケ原は日本で一番雨の多い地域――この特徴に心を躍らせて出発しましたが、期待と裏腹に途中のダムでは明らかに水位が低く、渇水の状況を目の当たりにしました。  

「たくさん雨が降るはずなのに、水不足とは?」  

現場を訪れないと分からない意外な状況に考えさせられました。

これもまた、机上のデータだけでは得られない“現場のリアル”です。  

リフレッシュがもたらす新しい視点

今回のサイクリング体験を通じて、“現地に行ってみる”“自分で体験する”ことの大切さを改めて感じました。  自然の変化や予想外の課題に出会うことが刺激になり、仕事にも新しい視点をもたらしてくれます。

行き詰まりを感じているときこそ、一度現場に足を運び、豊かな自然や地域のリアルな姿に触れてみること――それが、ものづくりの現場にも役立つ大切なヒントになるのだと思います。

皆様もぜひ、フィールドに出て新しい発見を体験してみてはいかがでしょうか。  

現場主義が持つ力は、設計や装置開発の現場でもきっと皆様の助けになるはずです。

東京営業所
東京営業所
エフ・エー・テクノ東京営業所の中の人です。

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