Gocator内蔵測定ソフトウェア
GoPxL

GoPxLは、WEBブラウザ上で利用できるインライン測定/検査ソリューションを構築するための最新のソフトウェアで、Gocator 3Dスマートセンサーに搭載されています。

専門的なマシンビジョンや3Dの知識や経験がなくても、寸法測定や外観検査など高度な検査処理をマウスクリックだけで簡単に構築することができます。

センサー本体のCPUで高速に計測処理を実行し3次元インライン検査を実現します。

GoPxLの機能

データ取得・各種設定

光切断プロファイルセンサー、縞投影エリアセンサー、共焦点ラインセンサーなど、様々な撮影方式のセンサーを同じGoPxLソフトウェアで制御・撮像できます。

有効エリア、露光時間、スキャンスピードなどの各種設定がWEBブラウザ画面から簡単に設定できます。

測定・検査

3D高さデータ、プロファイルデータ、2D輝度画像、マルチレイヤーデータなど様々なデータ形式に対してツールが用意されています。

寸法測定や画像処理など100を超える様々なツールが用意されており、ドラッグ&ドロップでマウスで簡単にツールを追加・編集できます。

複数のツールを組み合わせることで複雑な測定や外観検査を行うことも可能です。

アライメント・複数台接続

センサーに対して任意の面を基準面として登録することができ、複数の同一システムを用意した場合にも容易に同一条件に揃えることができます。

またGocatorは複数台のセンサーデータを結合できるバディシステム機能が用意されており、複数台を並べて視野を広げる、4台で囲むようにリング状にレイアウトするといったことも可能で、360度測定が必要とされる対象物も1回のスキャンで多角的な3次元点群データを取得することができます。

バディシステムの設定もマウス操作で簡単に登録、キャリブレーションターゲットをセットするだけで、ワンクリックでアライメントが完了します。

外部機器入出力

GocatorはEthernet(TCP/IP)によるPCへのデータ出力の他、EtherNet/IPやModbus-TCPなど各種産業用プロトコル通信に対応しており、測定結果や判定結果をPLCに直接出力することが可能です。

GoPxLはセンサー内のCPUで実行することもでき、PCレスでセンサーから直接ケーブル1本でPLCに接続してデータを入出力できます。

操作インターフェース開発

タッチパネル操作モニタに対応できる操作インターフェース開発ツール『GoHMI』が用意されています。

基本的なボタン操作や機種切替えに加えて計測結果に基づいた赤/緑表示切替え、など各種ウィジェットが用意されています。

GoPxL画面に表示される3Dデータのカラーマッピング表示や3D+2Dを重ねた表示画面もURLをコピーするだけで、そのままGoHMI画面上に表示することが可能です。

オフライン編集

撮影データをPCにエクスポートすることで、センサーがなくてもオフラインで撮像データを読み込むことが可能です。

GoPxLでは撮像データに対して後から測定ツールを自由に編集し、編集した測定処理を後から実機に読み込ませることもできます。

複数撮影したデータに対して同じ測定処理を連続的にかけることもでき、オフラインで連続的にデータ再生が可能です。

アノマリー検出【オプション】

GoPxL『アノマリー検出』ツールは、従来手法およびAIベースの最先端技術を活用した外観検査ソリューションです。

自動車、食品、建材、タイヤをはじめとする多様な産業分野のインライン検査において、難易度の高い検査課題を強力な3D欠陥検出機能で解決します。

PCまたはGoMax上でユーザー自身が学習および検査システムへの組込みを行うことが可能です。

2Dプロファイルツール例

幅、高さ、段差、厚さ、角度、円近似、すき間、溝、粗さ、面積、エッジ など

3Dサーフェースツール例

計測:平面角度、球径、穴径、平面度、境界ボックス、体積、さら穴、エッジ、円柱、トラック など
画像処理:平面補正、曲面補正、マッチング、ブロブ、各種フィルター、振動補正 など

バディシステムのレイアウト例

ワイドレイアウト
センサーを複数並べて配置することで広い視野を高精度に計測することができます。 センサーをハの字に角度をつけて配置すると対象物の側面を撮影することもできます。

リングレイアウト
3台もしくは4台のセンサーを中心に向くように配置することで、円柱形状1周分の断面データを取得することができます。

対面レイアウト
2台のセンサーを向かい合わせに配置し、対象物の上下面を撮影します。凹凸の激しい対象物でも正確に「厚さ」を計測できます。

リバースレイアウト
光切断法はレーザー光の反射を斜め上からカメラで捉えるため高い対象物を撮影すると一部が死角となって映りません。2台のセンサーを向かい合わせに配置することで死角をカバーしデータ抜けを軽減します。

適用例

ゴルフボールの欠け検出
ゴルフボールの位置決めを行った後、曲面補正ツールでボールの近似曲面を取得し、差し引くことで平面に補正します。
ブロブツールで規定より高さが低く面積の大きい領域を抽出し、欠陥の有無を判定します。

ギア歯の交差角度測定
ギアに使用する歯車部品の歯1つ1つの端部の交差角度を算出します。
パターンマッチングと配列を組み合わせてツール8個で全ての歯に対する近似直線の交差角度を算出します。

はんだ溶接部の体積測定
電池製品の位置決めを行い、傾きや傾斜角度を補正します。
ブロブツールで高さ閾値と面積からはんだ溶接部を抽出します。
各はんだパッドに分割し、各々の高さと体積を測定します。

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