■初心者が【3次元センサーGocator】を使ってみました!
操作が簡単な様子をご覧いただけます。
再生時間:5分
■アプリケーション事例
実際のワークを使ったものから、ファームウェア内の特徴的機能まで、幅広く公開しております。
Gocatorはこの本体のみで3次元寸法測定や画像処理を使用した合否判定行うことができるオールインワン3次元スマートセンサーです。
本体にWebサーバーが内蔵されており、LANケーブルでPCを接続するだけでブラウザー上から全ての設定、画像処理などのプログラミングを行うことができます。
コントローラー機能も筐体に内蔵されているので別途用意する必要がなく、寸法の計測結果や合否判定結果も直接本体から工場設備の機器に出力することができます。
メガピクセル解像度と高輝度なレーザー出力により、タイヤや木材のような光反射率が低く広視野を求められる対象物を検出できる他、2020年より発売した青色レーザー出力のモデルでは反射の強い金属表面の検査も容易に検査することが可能になりました。
大手自動車メーカー、タイヤメーカー様などから絶大な信頼を得ております。
■高精麿•超高速3次元計測
X解像度5.8μm〜
Z繰返し精度0.2μm〜
最高スキャンレート10kHz
■コントローラー内蔵
インライン検査に必要な機能は全て本体に内蔵しています。
■マウスだけで簡単操作
3次元形状取得、位置決め、ツールによる計測と判定、
外部への結果出力は全てマウス操作で簡単に行えます。
Gocator2000シリーズは、最小0.2μmのZ繰返し精度と最大10kHzのスキャンレートであらゆる移動ターゲットを計測し、外部機器や上位システムとのシームレスな通信を提供して、完全な自動化ソリューションを提供します。
Gocator3000シリーズは、ワンショットで3次元形状を撮影し高さデータを生成します。
ロポットに取り付けることで3次元位置決めや非接触体積計測など自動組立てやインライン検査で広く活躍します。
■スキャン 対象物のプロファイル・3次元形状を高速・高精度に取得。 光切断・縞投影方式から選ぺる豊富なラインナップ。 |
■測定•検査 内蔵のツール群により、簡単に測定・検査の処理を構築。 計測処理はセンサーヘッド内のCPUでインラインで実行。 |
■コントロール センサーヘッドにコントローラー機能を内蔵。 各種フィールドバスに対応しPLCに直接検査結果を出力。 |
■広い視野・高解像度
高解像度カメラと高輝度なレーザー出力により、反射率の低い素材でも、最大幅2000mmの非常に広い視野の3次元形状を1台で取得できます。
また、複数台センサーを同期接続することで、視野を拡張するだけでなくリング状の配置も可能となり、より立体的な3次元形状を得ることもできます。
■高い安定性
Gocatorは、事前に光学系のキャリブレーションを実施しており、梱包から出して直ぐに高精度な計測が行えます。
温度耐性に優れており安定したリニアリティ精度を持ちます。
また、IP67対応の頑丈な筐体と高屈曲ケーブルはロボットハンドにセンサーを搭載するロボットビジョンにも適しています。
■自動判定結果を外部機器に出力
計測結果に閾値を設けることで、センサー内でOK/NGの自動判定を行うことができます。
判定結果はPC、PLCなどの外部機器に直接出力ができます。
Ethernet/IP、Modbus、シリアル出力、1/0入出力などに対応しており、PCレスのシンプルな構成で安定したインライン検査装置が開発可能です。
■豊富な露光設定で正確なデータ取得
光切断/縞投影とも露光時間の調整は正確な3次元計測において最も重要な設定項目です。
露光時間の最大値と最小値を決めるだけで自動的に最適な露光時間に設定するダイナミック露光機能や、複数の露光時間を設定することでポイントごとに最適な露光時間を採用するマルチ露光機能により、異なる素材が混在する対象物や円筒側面もきれいに計測できます。
Gocatorで計測したデータは付属のエミュレーターソフトでオフラインで確認することができます。
フィルタや計測ツールの設定も後から追加・編集が可能です。
またエミュレーター上で編集した設定情報はセンサーのファームウェアに後から反映させることができます。
組込み開発用SDKを使用したデータ取得もセンサーと同じようにエミュレーター上で実行できるため、あらゆる環境でのデバッグ操作が可能になります。
■自動車ドア・パネルの段差隙間計測
スナップショットセンサーを使用することで構内に入り込んだR部まで撮影でき、隙間幅を正確に計測します。隙間幅計測の専用ツールで溝のR部を円で近似し見えない内側の隙間が計測可能です。
■ロボットによる 自動建付・寸法検査
センサーに内蔵されたパネル計測ツールでパネルの段差・隙間をリアルタイムに計測し続けてロボットへ送信し、ロボットによるパネルの正確な取付操作を誘導します。パネルエッジ部のRを考慮した実際の隙間計測に即した計測ツールが標準で用意されています。
■体積計測による食肉カット
塊の体積を正確に計測することで、均一な重量にスライドします。コンベアの隙間からもレーザーを照射して複数台のセンサーで対象物全体の形状を計測します。Gocatorのバディシステム機能を使用することで、簡単に上下のデータが結合できます。
■石材の流量計測
高速に流れる石材の断面積をリアルタイムに計測し、流量制御にフィードバックします。
IP67準拠の防塵防水対応の筐体は悪環境下・屋外でも利用可能です。
■シール材やビード溶接の断面積・体積計測
シール材を塗布しながらリアルタイムで断面形状の検査を行います。塗布検査専用のトラックツールでシール材断面の高さ、幅、位置を柔軟に計測します。また閾値を設けることでセンサー内で合否判定まで行い、シーケンサーに直接検査結果を送り続けます。
■バッテリー円筒形セルの表面検査
複数台のセンサーをリングレイアウトに配置することで円筒全周の計測が可能です。Gocatorのバディシステム機能でセンサー同士の位置関係を簡単にキャリブレーションします。曲面補正を使用することで円筒側面のくぼみ、傷、ゆがみなどの欠陥を検出し合否判定まで行います。
■物流ラインのサイズ測定と分類
最大視野幅2mのセンサーで大きな対象もより少ないセンサーで計測できます。内蔵の計測ツールでコンベアを流れる荷物のサイズ・位置・傾きを瞬時に計測・判別して物流ラインを自動化します。
■完成タイヤの外観検査
タイヤのように反射率の低いゴム素材で大きな対象物でも高解像度カメラと高輝度出力のレーザーにより1回のスキャンで3次元形状を得ることができます。
OCR機能によりタイヤ側面の凹凸文字の型番を読み取ります。
Gocatorトライアルキットはオフラインソフト「Gocatorエミュレータ」を実際に扱いながらGocatorの内蔵計測ツールを無償で体験・学習できるキットです。
Gocatorの計測ツールを使用して、断面プロファイルや高さ画像に対しての3次元計測をマウス操作だけで簡単に構築することができます。
寸法計測だけでなく、平面補正やマッチングによる位置合わせなどの画像処理機能もプログラムレスで開発でき、シンプルかつ高性能な3次元検査システムを可能とします。
Gocatorトライアルキットは計測ツールの操作マニュアルの他、実践的な計測を行う問題集、問題を解くためのサンプルデータが入ったエミュレータソフトが含まれています。