FBU2シリーズCKD
磁石の吸引力を利用した独自の緩衝機構磁気バネの採用により、
押し圧の安定化と低発塵・高寿命を実現した、
小形・高精度ファインバッファFBU2シリーズに、
可搬質量が200gの“FBU2-SUシリーズ”を追加しました!
可搬質量が200gのFBU2-SUシリーズを追加しました。
可動部の強度をアップし、より幅広い用途に対応いたします。
可動軸、固定軸に組み込まれた磁石がずれると斜め方向の磁力線が発生し、軸方向分の力が戻ろうとする力を発生します。
磁気力による押し圧は、機種によりり0.2N,0.5N,1.0Nの3レンジから選べ、いずれもストロークに関わらずほぼ一定です。
固定軸内周面および可動軸外周面に4極スプライン状着磁を施すことで、磁気の吸引力が働き、原点位置に復帰しようとします。
構成部品が、可動部、固定部と2パーツのみ。そのため、小形、超軽量化(5g 以下=FBU2-7D) が可能になりました。
また可動部の質量も少なく、ワークへのソフトタッチ、ショック低減が可能になります。
ロッドガイドには、標準、高精度タイプをご用意。
可動軸のX-Y方向繰返し復帰精度により、軸受タイプをお選びいただけます。(FBU2-SUは標準のみ)
インロータイプ向けに取り付けブラケットをご用意しました。
高精度HVタイプについては、ブラケットから真空供給が可能になり、配管チューブ等の反力を除外し、押し圧安定性がさらに向上します。
ファインバッファのヘッド部とテール部の形状は、用途に合わせて自在に組み合わせ可能です。
従来の金属バネ式に比べ、金属接触がなく可動接触面積も微小なため、発塵量が極少。しかも推力は磁力により発生しているため金属バネのような疲労が無く高寿命かつ性能も安定しています。
標準でエア流路・摺動部の銅系材料の使用を制限(P4仕様相当)しておりますので、2次電池製造工程で使用できる構造になっております。
真空吸着による部品のピック&プレイス、搬送・移送をはじめ、ワークの押し当て、部品の挿入等、多彩な使い方が可能です。
●デバイス搬送
●DVD、HDD搬送
●フレキシブル基板吸着搬送
●水晶デバイス吸着搬送
●部品挿入
●携帯ボタンの押圧検査