機械装置・制御盤向けの小形ブレーカ

機械装置の高機能化で、制御盤内の電気回路は増加傾向にあり、盤内機器の小形化は共通の課題です。
また、制御盤市場のグローバル化も急速に進んでいます。富士電機はMCCB/ELCB の新製品として、2001年に「α-TWIN シリーズ」、2007年に「G-TWIN シリーズ」と小形化・モジュール化および国内外規格に適合するマルチスタンダード品を発売し、市場の変化を先取りしてきました。
このたび「G-TWIN シリーズ」の思想を継承し、機械装置・制御盤の市場ニーズにマッチした32AF-63AF の小形ブレーカとして「G-TWIN Λシリーズ」を発売しました。

小形化

3 極品幅54mm、2 極品幅36mm の薄幅構造（メーカ従来比-28％）、ELCB の2 極品も幅36mmを実現。

高遮断容量

アーク転流遮断技術で1 ランク上の遮断性能を実現、制御盤分岐回路の市場ニーズにマッチ。

グローバル

・JIS、IEC（CE マーク）、GB（CCC マーク）、UL/CSA 規格に対応
・スタンダード品：JIS、IEC（CE マーク）、GB（CCC マーク）
・グローバル品：JIS、IEC（CE マーク）、GB（CCC マーク）、UL/CSA

標準化

・IEC35mm レール取付に標準対応、ねじ取付も可能。　（注）取付ねじは同梱していません。
・1内部付属装置はカセット方式で取付が簡単、種類も豊富。
　MCCB/ELCB 共に補助スイッチ、警報スイッチ、電圧引外し装置の同時取付が可能。
　ELCB の2 極品で補助スイッチ、警報スイッチの取付が可能。
・MCCB/ELCB 共に付属装置付でも本体密着取付が可能。
・AC/DC 共用化。
　熱動-電磁式過電流引外し方式の採用により、32 〜63AF のMCCB もAC/DC 共用化。
　直流回路も標準品で対応可能。

標準化

・端子部前面からの保護構造はIP20 で安全、端子カバーも各種ご用意。
・外部操作ハンドルも取付可能、制御盤ニーズにマッチ。
　保護等級　N 形：IP54、V 形：IP65
・漏電遮断器はIEC 規格に適合した3 相電源構造、1 相欠相時も漏電保護が可能。