CS1W-EIP21オムロン
タグデータリンク容量最大180,000CH以上。EtherNet/IPユニット新登場
オープン性・将来性の高いFA業界の世界標準
ODVAが世界各地で標準化を推進する産業用イーサネット
オムロンコンポーネント(温度調節器、センサなど)はもちろん、世界の各社の豊富な機器と通信が可能です。
今後国内も、EtherNet/IPによるマルチベンダ環境を(ロボット、セーフティ機器など)加速します。
情報系LANと制御専用ネットワークの使い分け不要
制御ラインと情報監視ラインをEtherNet/IPでシームレス通信
世界標準のオープンプロコトル(CIP)を採用し、制御ラインと情報監視ライン間でのシームレスなデータの流れが、単一のネットワークシステムで実現できます。
標準LANだからオムロンFINSメッセージ通信とも共存できます。
共通のツール操作で作業効率向上
EtherNet/IPとDeviceNetのツールは操作性統一
DeviceNetとEtherNet/IPの、機器の設定・モニタ・診断やプログラム転送に用いるツールは、共通の操作でリモートから実行できます。
安全システムのモニタリング可能
EtherNet/IPから安全システムをモニタできます
EtherNet/IP-DeviceNetルータを用いて、DeviceNet SafetyとEtherNet/IPを組み合わせて、PLC側から安全システムをモニタできます。
高速大容量データリンク【メーカ比9倍】
高速大容量バスによる大容量通信
工程間インタロック情報や製造間レシピから生産データまで、あらゆるデータを、高速かつ最適なタイミングで交換可能です。
メーカ既存ネットワークであるController Linkや、FL-netと比べても高速な通信性能を実現しました。
注. EtherNet/IPユニット、CJ2H内蔵EtherNet/IPポート使用時。
ライン毎に低コストで拡張可能
イーサネットスイッチによる柔軟なトポロジ
イーサネットスイッチを用いた、自由な配線・拡張が可能になりました。
このため、通信路の異常でネットワーク全体がダウンすることもなく、高性能なネットワークパフォーマンスとセキュリティ確保が可能です。
○通信中の加入離脱可能
稼動中のノードの脱着が可能で、異常の発見、分離、復旧など高い保全性を実現
○データの衝突による予測不能な遅延が極小化
○配線異常による影響をライン単位に最小化
ネットワーク敷設・配線コストが削減
汎用のLANケーブルが使用可能
○LANケーブルは、カテゴリ5、5e以上のメタルケーブルが使用可能
○コネクタは、汎用のRJ-45コネクタが使用可能
汎用イーサネットだから標準の無線LANが利用できる
レイアウト変更時の配線やり直しも不要
○標準の無線LANを用いて、EtherNet/IPを無線化可能
○FA無線LAN 形WE70を使用すれば 移動体でも高速ローミング通信が行える「スマートローミング」可能
さらにアクセスポイント間通信(中継機能)で通信エリア拡大が可能
アプリケーションに最適な周期で高速データリンクを実現【メーカ比30倍】
フレキシブルな高速サイクリック通信
○データリンクのテーブルを複数分割(グループ化)可能
データリンクテーブルを最大256グループ(=コネクション)に分割可能。
グループ毎にアプリケーションに最適な通信サイクルの設定ができます。
○グループ毎にサイクリック同期の設定が可能
通信サイクルは0.5ms〜10秒まで0.5ms単位で設定。コネクション単位でデータ同時性を保証。ノード数が増加しても通信サイクルに影響ありません。また、通信性能は、Controller Linkの30倍以上です。
例)25台のデータリンク2万CH/ネットワークの場合の更新周期:
300ms → 10msに
○設備の増設が容易
設備増設の場合、該当するテーブルを追加するだけでよく、短時間に低コストで拡張できます。
注. EtherNet/IPユニット、CJ2H内蔵EtherNet/IPポート使用時
1ポートで、FTP、データリンク、ツールが同時に使える
多機能型のEtherNet/IPポートなので、EtherNetユニットの増設は不要
CJ2/NJのCPU内蔵の多機能型EtherNet/IPポートを使えば、1ポートだけで、周辺ツールをつなぎながら、PLC間データリンク、PLC間メッセージ通信、FTP転送などの汎用のイーサネット通信を、実行できます。
もちろん、既設のCS1/CJ1に、EtherNet/IPユニットを追加しても同様の機能が実現できます。
メモリマップ管理が不要に
タグによるメモリマップからの解放
装置間のデータリンクや、上位アプリケーションとの通信時の送受信エリアの指定を、アドレスではなく「タグ名」という共通の名称で指定可能。
設計・立上げ、保守・改造時の作業効率を向上します。
○表示器や上位アプリケーションとの同時並行開発が可能
表示器画面は、CJ2/NJで定義したタグ名を用いて設計が可能。
情報部門と制御部門でタグ名を決めるだけで設計が可能です。
後工程でのアドレス割付調整時間は不要です。
○設備の改造・保守に強い
PLC側で物理アドレスの変更があっても、データリンク設定や、表示器・上位アプリケーション側の変更は不要。